尾木ママの子育て論、0,1,2歳の育て方は「叱らずに褒める」
尾木ママって何者よ?
尾木直樹と言うおっさんですが、私はよく知りませんでした。
教育評論家で、法政大学の特任教授でもあるらしいです。
偉いんですねぇ。
私がこのおっさんのことを知ったのは、娘ちゃんが生まれる前に、育児本を読んでいる時に育児論を語っていて目にしたのが最初です。
変なおっさんやなあ、と思いながら読んでいたんですが、なかなか私の心の琴線に触れることを述べていたので、私の私見も交えながら一部を紹介したいと思います!
「叱らずにほめる」が大切よ!
叱っちゃいけない理由は?
「ほめる子育て」には色々な意見があると思いますが、0-3歳の低年齢時においては、特に共感できました。
その理由としては、
・怒っているママの顔が怖い
・3歳までの子供には悪意ないので、叱っても無意味
・子供が健やかに育つためには親との信頼関係が最も大切
・「両親は絶対に味方」と言う安心感が大切
・上記の安心感が学力や精神的成長の土台となる
と言うことです。
確かに言われて見ると、その通りだなあって思いますよね。
ただ、私の意見としては、強い信頼関係があると言う前提で、2歳ぐらいの子供なら、叱った時は理解できると思いますよ。
叱ると言うよりも、注意するといった感じですけどね。
私の娘ちゃんはこの記事を書いている時点で1歳11ヶ月なんですが、唯一する悪いことが、食事の時にお茶をわざとこぼして遊ぶことなんです。
うっかりこぼしてしまうなら仕方がないんですが、わざとやるのはさすがに良くないので、5回目ぐらいからは妻が注意するようになりました。
注意されるとと泣いちゃうんですが、すぐにケロっとして、ママーママーって感じになります。
これは、普段から妻が娘ちゃんに対していつもはすごく優しく、大きな愛情を注いでおり、そのことが娘ちゃんにも伝わっているからかな、と思います。
わざとこぼして遊ぶこともなくなったので、ちゃんと理解してくれたと思います。
いつも怒ってばかりのお母さんだと、ちょっと子供も構えてしまうかもしれないですよね。
我が家の場合は、ごくたまには叱ることもありますが、子供と両親の信頼関係ができており、「両親は味方」と娘ちゃんも感じていると思います。
やっぱり、ほめることは大切
これは、私も全面的に賛同できます。
人間は誰しも褒められたら嬉しいもの。
特に、小さな子供は尚更ですよね。
尾木ママ的には、「日常の小さなことでも褒めてあげよう」と言う方針です。
例えば、上手にお茶が飲めたら、「こぼさずに飲めたね」って褒めてあげましょう。
これは、我が家でも実践しています。
簡単なことなので、たくさん褒めてあげたいですよね。
また、完璧主義は捨てましょう!
例えば、せっかく「おはよう」って挨拶ができたのに、「声が小さい」って怒ったら子供はすごくがっかりしちゃいますよね。
子供が、親が考える理想通りの行動をとれることなんてありえないですよ。
公共の場でのマナーは3歳以降でOK
「公共の場で騒がない」と言うようなことは、さすがに2歳までの小さい子供には理解ができないですよね。
たまに、1歳ぐらいの子供に「静かにしなさいっ!」って怒っているお母さんがいますが、子供にも理解できないし、それこそ「安心感」がなくなってしまいますよね。
尾木ママ的には、こう言う時は、親が「すみません」と周りに声をかけたり、膝に乗せてあげてスキンシップを測ったりすることが良いそうです。
あとは、そもそも、「叱らなくてもいい環境を大人が作ることが大切」ですね。
・眠くてぐずる時間帯に敢えて公共の場に行かない
とかですね。
こんな時はどうする?
それでも、ついつい怒りたくなってしまう時ってありますよね。
そんな時にどうするべきか、実例を交えて紹介してみましょう。
離乳食を食べてくれない
1歳前後の子供って、なかなか思うように離乳食を食べてくれないですよね。
でも、そんな時に、「食えやゴルァッ!」って怒っても赤ちゃんも余計に嫌になっちゃいますよね。
尾木ママ的には、離乳食を、「食べさせなければならない」とノルマ的に考えるのではなくても、「楽しい食事の時間」と考えて、ニコニコみんなで食事をすることを優先させた方がいいそうです。
正直、明らかに体重が減ったりしていなければ、この時期に多少離乳食の食べが悪くても影響はほとんどありませんので、あまり神経質にならない方がいいですね。
どうしても食べない時は、一旦おもちゃで遊ばせてみるとか、気分転換してみるといいですね。
ちなみに、私の感想ですが、やっぱり、苦労して作った離乳食を全く食べてくれないと親としては悲しくなりますよねぇ。
でも、離乳食を終えてみて、離乳食作りは、「作ってやったんだからありがたく食えや!」って感覚ではなくて、「娘ちゃんが食べても食べなくても、私は離乳食を作るよ。でも、美味しく食べてくれたら嬉しいな。」と思えるぐらいに達観できるようになりました。
そもそも食事は、「自分のため」ではなくて、「子供のため」に作るものですものね。
「バカ」などの悪い言葉を使った時は?注意する時は子供を認めてから
保育園などに行くようになると、悪い言葉も覚えてくることもあると思います。
子供が家でいきなり「バカッ」とか言ったらびっくりしちゃいますよね。
そんな時は、一旦、「あら、新しい言葉を覚えたのね」と褒めた上で、「でも、それはよくない言葉だから、お友達と一緒にやめてみたら?」と注意する時は、子供を認めた上ですると良いようです。
尾木ママの教育論はこんな感じ
今回紹介したのは、尾木ママの教育論のほんの一部です。
共感できる部分も、そうでない部分もあったと思いますが、私は概ね共感できました。
特に「両親と信頼関係を築き、絶対に味方だと感じる安心感を与える」と言うことは一番大切なことだと思いましたね。
機会があれば、また紹介したいと思います。