大腸バリウム検査(注腸検査)体験談!食事や痛みは?
大腸バリウム検査を受けたぞ!
今回、私は大腸バリウム検査を受けました。
結論から言うと、悶絶の苦しみでしたので、この記事では詳細についてレポートしたいと思います。
大腸バリウム検査(注腸検査)を受けることになったきっかけ
私は、かなり排便の回数が多いのが自慢です。
平均で一日5回はうんこをしますね。
朝起きて1回、朝食後に1回、会社に着いて1回、昼食後に1回、夕食後に1回と言う感じです。
毎日こんななので、便秘の人からしたら羨ましいかもしれないですが、毎日5回うんこをするのもはっきり言って面倒臭いです。
そして、あまりにもうんこの回数が多いので、もしかしたら病気かもしれないと思い、消化器内科を受診しました。
受診の結果、問診では
「多分、過敏性腸炎だと思うからお薬出して起きますね。でも、問診だけだと分からないから、一度、大腸検査をした方がいいですよ」
とのこと。
大腸検査にはバリウムを使用した注腸検査と、内視鏡検査があるけれど、ここの病院では、重症そうな雰囲気がない人は注腸検査になるらしい。
そして、私は「まあ、ブログのネタになるしな」と言う軽い気持ちで注腸検査を受けることにしたのでした。
検査前日は食事に気を付けよう
そして、いよいよ待ちに待った注腸検査前日です。
自分のANUSの純潔を失う日ですから、緊張しますね。
さてさて、注腸検査の時は肛門からバリウムを注入するため、当然、うんこが腸内にあるとNGです。
なので、消化の良いものを食べて、下剤を飲んで腸を空っぽにしておきます。
ハウス食品が販売している市販の専門食もありますが、「1500円しますから、自分で気を付ければ大丈夫ですよ」と言われ、自分で対処することになりました。
貧乏なので、このような対応をしてもらえるとありがたいですね。
無駄に1500円で大しておいしくもない食事を買いたくないですからね。
で、当然ですが、「おかゆなどの消化にいいもの」が指定ですが、検査前日に用意したものは冷やし中華でした。をい!
しかもトマトときゅうりが乗ってるぜ。
まあ、検査しない人からしたら他人事だからいいんだろうけどさ、これでうんこが腸に残ってて、検査中に激痛だったりしたら嫌じゃん?
でも、おなかはすいてたので、結局、超良く噛んで食べました。
ごちそうさま。おいしかったぜ。
しかも、夕飯は夜の9時前に済ませなければいけないのに、よく見たら9時半ぐらいだったし。
まあ、いい、何とかなるだろう。
この後に飲む下剤によって全てが流されることを願って。
下剤を飲んでうんこブリブリ
そして、食後に下剤を飲みました。
すいません、詳細な名称はわすれましたが、水に混ぜてのむ液体の甘い薬と、水に粉末をとかしてのむ2種類の下剤を飲みました。
どっちも中途半端に甘くてまずいですね。
で、最初に液体の下剤を飲んで30分ぐらいするとおもむろに便意が。
ブリブリっとうんこをしましたが、まだまだたくさん残っていそうな雰囲気。
そして、ひたすらうんこをしていたら、いずれ透明の液体が出てくるようになりました。
ピーシャーってやつですね。
そして、透明うんこは何回も便意として襲っています。
大体、夜中に何度かありましたが、気持ちいいぐらいにピーシャーでてきます。
完全にうんこがでて、透明の液体しかでてこないので、腸の中身は空っぽになったようです。
これで安心して検査が受けられますね♪
と言うわけで、夜中にうんこをしまくって就寝しました。
ついに検査!放射線技師は〇〇歳
さあ、ついに私のANUSUの純潔が奪われる日です。
緊張して病院に向かいます。
予約をした11時半に到着し、20分ぐらいまたされたら呼ばれました。
そして、緊張しながら処置室へ。
今回検査をしてくれるのはレントゲン技師のおじさん。
非常にフレンドリーで色々話しかけてくる。
検査が終わってから聞いたが、初めての検査では緊張している人が多いが、緊張していると余計に痛みや苦痛が起きるので、緊張をほぐすために世間話をたくさんしたとのこと。
こういう気づかいはうれしいですね。
で、その世間話の最中、
「放射線技師は50年のキャリアがある」
「60過ぎてから大学に通った」
などのワードが出てきたので、65歳ぐらいかな?と思っていたら、なんと80歳とのこと。
非常に若々しく、仕事も経験に基づいて丁寧でとても80歳とは思えなかった。
そういふものに私はなりたい。
ついにバリウム注入!純潔の喪失
そうこうしているうちに、ついに検査を始めることに。
私は、検査中に耐え切れずにバリウムを噴射してしまうのではないかと不安だったが、肛門の中で風船を膨らませるため、絶対にバリウムは漏れないとのこと。
安心して、おじさんに肛門をゆだねることにした。
処置大にゴロンと転がり、横向きに寝る。
そして、菊門に何か塗られたと思ったら徐に何かが入ってきた。
ああ、これで俺の純潔は失われたのか。
が、苦痛はここからだ。
バリウム漏れ防止の風船が膨らませたとたん、とてつもない便意が襲ってきた。
たとえるなら、下痢の時に漏らす3秒前の状態が永遠に続くイメージだ。
これは辛い!
「ちょっと、便意がすごすぎるんですけど」と訴えると、バルーンの位置を調整してくれた。
少し奥のほうにしたようで、猛烈な便意は多少弱くなった。
とはいっても、ある程度の便意は継続しているので、かなりの苦痛である。
そして、バリウムが注入される感覚もある。
そして、カシャカシャと撮影を進めていった。
途中、バリウムを満遍なく行き渡らせるために、体を揺さぶられたり、処置大が斜めになったりしてアクロバティックであった。
確かに、痛みはそれほどでもないが、便意の連続が非常に辛い。
一言でいえば、悶絶の苦痛である。
そして、検査が中盤に差し掛かったころ、苦痛に悶えた私は体の異変に気付いた。
「ち〇ち〇がおっきしてる」
そう、風船を奥の方で膨らませたせいで、どうやら前立腺が刺激され、おっきしたらしい。
勘違いしないでほしいが、私は今まで一度もそのようなプレイをしたことはない。
そして、検査中は常に苦痛を感じており、まったく快感などはなかった。
にもかかわらずおっきしたとは、人体とは実に不思議なものである。
幸いなことに、タオルがかけられていたのでおっきしたことはバレなかっただろう、
こんな苦痛がしばらく続いたが、ついに検査が終了した。
風船を抜いて貰ったとたん、激しい便意は急激に衰え、苦痛から解放された。
地獄から生還したようだ。
検査後、バスと徒歩で家まで帰ると伝えると、「万が一に備えて」と言うことで紙おむつをはいて帰宅することを勧められた。
ありがたく忠告に従って紙おむつを着用したが、幸いにも紙おむつが役に立つことはなかった。
検査結果は?異常なし!
と言うわけで無事に検査も終わり、10分後ぐらいには先生から結果説明を受けることが出来た。
結果は、まったく異状はなく、癌はもちろん、ポリープもないとのこと。
一抹の不安を感じていたので、とても安心した。
と言うわけで、注腸検査の体験でした。
比較対象は大腸内視鏡検査ですが、私は大腸内視鏡検査を経験したことはないので、どちらがいいかは何とも言えないですね。
とはいえ、それなりに覚悟のいる検査であることは間違いないと思います。
皆様も、注腸検査を受ける際にはしっかりと心の準備をしてから受けてくださいね。
出来ればもうやりたくないなぁ。ぶりぶり。