1歳児にテレビは見せない方がいい?いつから見せる?
2018/01/02
赤ちゃんにテレビを見せていいものか、悩む人も多いのではないでしょうか?
我が家の事例も交えて、解説していきたいと思います。
赤ちゃんにテレビを見せてもいい?
我が家も、出産後に病院の指導で、「2歳までは極力テレビを見せないように」と言われました。
理由を聞いたところ、「知能の発達が遅れる可能性がある」と説明されました。
また、社会性も身につきにくくなるようです。
「こどもちゃれんじベビー」などの教材や、「いないいないばあっ!」などの子供向け番組もありますが、これらも見せすぎは発達に悪影響があるそうです。
ですので、「赤ちゃんを対象にしているから見せてもいい」と言う理論にはなりません。
我が家では、娘ちゃんが1歳11ヶ月現在、基本的にこれらの教材や番組は、「一日30分以下、毎日は見せない」と言うルールにしています。
いつから見せ始めた?
我が家の場合、10ヶ月ぐらいの時に、ベネッセから「こどもちゃれんじぷち お誕生日特別号」のダイレクトメールが届き、それの付属していたDVDを見せたのが初めてです。
最初は見せるつもりはあまりありませんでしたが、内容がかなりよくできていたので、たまに見せるようになりました。
1回見せると、もう一度見たがったり、毎日見たがりましたが、そこは我慢をさせていましたね。
その後、お試しDVDの質が良かったことからこどもちゃれんじぷちに申し込み、娘ちゃんが1歳半ぐらいから毎月DVDが届くようになりました。
さすがに、毎日見ると飽きますし、続けて見るような内容でもないので、それほど悪い影響はないと思います。
また、教材を通じて、色や大きさの概念などの知育も進んだので、デメリットよりはメリットの方が大きかったと思います。
他には、Eテレの「いないいないばぁっ」と言う幼児向け番組がありますが、これもたまに見せています。
だいたい、1歳半ぐらいから、妻が夕食の準備中に一本(15分)、録画したものを見せている感じですね。
土日は基本的に見せていません。
テレビを見せる時の見せ方は?
これは育児雑誌の受け売りですが、「親が内容について話しかけながら見る」と言うことが重要らしいです。
ある研究結果によると、外国語教材を視聴させた際、黙ってテレビ画面だけを見せた赤ちゃんは全く効果がありませんでしたが、親が話しかけながら見せた赤ちゃんは外国語の習得にも効果が見られたそうです。
テレビは一方的に情報を受け取るだけで常に受け身の姿勢になるため、見ているだけだとコミュニケーション能力の発達にも影響があります。
ですので、我が家ではテレビを見せる時には極力放置はせず、「しまじろうおトイレに座れたねえ」、とか、「わんわんの食べてるおやつ美味しそうだねえ」など、話しかけながら見るようにしています。
そのおかげかどうかはわからないですが、現在のところ、娘ちゃんの知能や社会性の発達の遅れは全くないので、特にテレビの悪影響は出ていないと思います。
むしろ、言葉の発達は平均よりもかなり早いので、そこまでテレビ視聴に神経質になる必要はないと思います。
逆に、教えた覚えのない言葉を自然に使っていることがありますが、よく見ているとテレビから身についているようです。
このことから、
・時間を決めて見せる
・親が話しかけながら見せる
と言う点を守れば、特に問題はなく、むしろ良い影響があるのではないかと思います。
現実問題として、全く見せないことは可能か?
正直、テレビを全く見せずに2歳まで育てるのはかなり難しいのではないかと思います。
現在は、核家族化が進み、日中にお母さんと子供の二人だけで過ごす家庭が多いと思います。
そのような場合、1歳過ぎの好奇心旺盛な子供の相手をしながら、食事の支度などの家事をすることはなかなか大変だと思います。
我が家では、絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりと一人遊びもしてもらいますが、それだけだと飽きてしまう時などに見せています。
両親と同居していて、子供の面倒を見てくれる人がいたり、一人遊びが得意な子だったりするのであれば、敢えてテレビを見せる必要はないでしょう。
現実問題として、気をつけて見せれば悪影響は少なく、恩恵が多いことから、テレビ視聴については過度に神経質になる必要はないと言えるでしょう。
テレビの付けっ放しはやめよう
しかし、テレビを付けっ放しにすることは絶対にやめましょう。
それこそ、知能や社会性の発達の遅れが生じる可能性が高くなります。
最近の研究によると、注意欠陥障害が小学校入学時に起きる可能性が、テレビ視聴時間が1時間伸びるととに10%高くなることもわかってきています。
ですので、日中、朝から晩までテレビを付けっ放しにするようなことはやめましょう。
赤ちゃんが興味がなく、見ていないように思っていても、テレビ画面と音には確実に反応しています。
また、大人がずっとテレビを見ている横に赤ちゃんを置いておくことも望ましくありません。
テレビは見なくても生きていける
私は、子供が生まれる前からテレビは全く見ませんでした。
見る時間がなかったと言うのが正しいですが、それでも全く日常生活に不都合はありませんでした。
また、テレビ、特に報道番組などは非常に恣意的で偏向した報道もあります。
そのような恣意的な報道に接することも不愉快です。
マスコミは報道の際には常に中立的であり、正しい情報を報道する義務があります。
しかし、現実には賛否のある分野においても、片方のみに偏向した恣意的な報道を行い、世論を誘導しているケースも見受けられます。
このことから、私はテレビは生活必需品ではなく、なくても生きていくためには何も困らないと思っています。
最後の方は少し話も逸れましたが、テレビは過度に依存しなければ有用な媒体であることは事実です。
うまく利用して、生活の質を向上させることを目指してくださいね。