産後は義母の手伝いもストレス?夫のとるべき行動は?

   

今日は、産後の義両親(特に義母)との関係について書きたいと思います。

ここでの義両親とは、女性側から見た義両親のことですね。

ですので、男性の実両親ということになります。

産後の義母との関係で悩む人は多い?

まず、世の中の女性で、産後に義母との関係で悩む人はとても多いと思います。

実は我が家も多少はそのようなことがありました。

ちょっとしたことが思わぬトラブルとなり、尾を引いてしまうこともありますので、できればあらかじめ心の準備をしておき、男女ともに事前にトラブル防止を心がけましょう。

 

産後は義母がでしゃばらないように、夫側も気をつけよう

非常によくあるケースですが、義母側が、孫が生まれてテンションが高くなり、周りが見えなくなって迷惑な行動をとることがあります。

初孫の場合だと、特にあるあるですね。

当然、産後の辛い状態で対応するのは厳しいと思いますので、ここは夫がでしゃばらないように注意を払うべきです。

特に、産後の初期の段階で夫が注意するべき点は以下のことになります。

sponsored link

・産後に面会にくるタイミング(特に帝王切開)

・母乳量など、デリケートな質問を行なっていないか

・命名に過度の口出しをしてこないか

・退院後、自宅に押しかけてこないか

・「私の時は・・」と何十年も前のことを、さも当然のように語っていないか

・育児の方法に過度に干渉していないか

・退院後、家の片付けなどの家事がおろそかになっていることについて口出しをしていないか

このあたりですね。

産後の面会の注意点

特に、産後の面会のタイミングについては夫側は要注意ですね。

産後の女性は非常に体力を消耗しています。

ですが、夫はそのことが自分ではわかりませんので、義両親の面会希望を何の疑問も感じることなく受け入れてしまうことがあります。

妻にとっては、「もう少し後にして欲しい」とは言いにくいこともあるので、夫の方から、

「体調は大丈夫?大変そうだったらもう少し待ってもらおうか?」

と声をかけてあげましょうね。

特に、帝王切開の場合は、手術の傷も痛むので、産後数日で義両親の相手なんかする気にならないことが多いと思います。

夫としては、

「孫を両親に見せげあげたい」

という気持ちになるのもよくわかりますが、そこは、自分の両親よりも妻の体調を優先しましょう(当たり前だよね)。

 

過度の口出しをしないように、あらかじめ伝えておこう

育児の常識は日々進化しています。

数年前まで「良い」とされていたことが、「よくない」となることもあります。

ですので、育児に関しては過度の口出しをしないようにあらかじめ伝えておいた方がいいですね。

例えば、

・新生児期でも砂糖水を与えると良い

・抱き癖がつくから抱っこをしすぎない方が良い

などですね。

昭和前半の育児書など、「赤ちゃんが泣きやまないのはお母さんの愛情が足りないからです」なんてことが平然と書いてあったそうですよ。

ただ、難しいのが、女性が本当に悩んでいてアドバイスを求めているような場合もあります。

初めての育児ではわからないことだらけなので、育児経験者の意見を聞きたいこともあります。

sponsored link

多くの場合は実母にアドバイスを求めると思いますが、その辺は注意深く男性側が気をつけてあげましょう。

 

産後の自宅訪問は必ず夫を通してから

これもあるあるですが、義母が良かれと思っている産後の手伝いが鬱陶しい場合もあります。

特に、平日の日中にアポなしで来るとか最悪です。

新生児期は、夜中も3時間おきに授乳がありますし、体も回復していないので超しんどいです。

そんな時に、義母が訪ねてきたら鬱陶しだけだと思います。

いくら家事を手伝ってもらえると言っても、あまりに汚い部屋を見せるのも嫌でしょうし、来る時間に向けてある程度準備もあるかと思います。

男性側からしたら、

「手伝ってもらえるんだからいいじゃん」

って思うかもしれませんが、義母の相手をするぐらいなら少しでも体を休めたいと思うのが女性の本音です。

ですので、男性側としては、義両親(義母)が自宅を訪問する際には、必ず自分を通して連絡するように言っておきましょう。

 

義両親でも産後に協力できることは?

とは言っても、義両親から見ても可愛い孫なので、何かしてあげたいと思う気持ちもよくわかります。

ここで、私が提案したいのは以下のことです

・おかずを大量に作る

・口は出さずに金を出す

この2点ですね。

産後は慣れない育児で家事が思うようにできないので、食事の支度まで手が回りません。

ですので、煮物など、保存がきいて産後の体にも優しいものを大量に作って提供をすると喜ばれることが結構ありますよ。

あとは、お金を出してヘルパーさんを頼んであげることもできると思います。

ただ、これは人によるので、事前に必ず確認をした方がいいと思いますね。

「ヘルパーさんなら気を使わないので助かる」という人もいれば、「知らない人が家に来るだけでストレス」という人もいますから。

大切なことは、「でしゃばらない」ということですね。

 

産後に義母が鬱陶しく感じるのはある意味本能

出産経験のある女性にアンケートを取ると、産後に夫に対して嫌悪感を抱く女性はかなりの割合に登るそうです。

理由がなくてもイライラしたり、あるいは、些細なことでも目についたりすることはあるあるですね。

同様に、産後は、夫の母に対しても、必要以上に嫌悪感を感じることがあるようです。

これは、「赤ちゃんを守る」と言う本能的なものであるのかもしれないですね。

この時期に、しっかりと夫がフォローをしていれば、ある程度子供が成長した時に、また自然体で向き合うことができると思います。

逆に、夫の対応が悪いと、このまま尾を引いて、この先ずっと関係が悪くなってしまう可能性もありますね。

長い付き合いになりますので、関係は良好であるに越したことはありません。

夫はしっかりと間に入って、調整しましょう。

ポイントは、「実の母より妻を優先する」と言うことですね。

 

産後クライシスの原因の一つにもなります

産後の義母の対応や、それに対する夫の言動は産後クライシスの原因人もなりえます。

妻が、義母に対する不満を口にした時に、もし夫が義母の味方をしてしまえば、妻は夫に対してさらに嫌悪感を抱くことでしょう。

また、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いと言うように、義母に対する嫌悪感がそのまま夫に向かうこともあります。

仮に、本当に妻の言っていることがおかしかったとしても、この時期は妻の味方をするべきですね。

その方が、後々にいい方向に向かうと思います。

 

 

 

 

sponsored link

 - 夫婦関係, 義実家関係, 育児