沖縄で辺野古移設に反対するプロ市民の正体!

   

そもそも、「プロ市民」とは?

この記事に検索でたどり着く時点で、プロ市民の意味はご存知の方が多いと思いますが、一応解説しておきます。

この記事では、

「一般市民を装っているが、実際には特定の思想、プロパガンダに基づいた政治活動家」

と定義します。

狭義では、金銭の授受や利益享受を条件とする場合もありますが、ここではその限りとしません。

 

沖縄県民は、反中感情が高く、半数以上が日米安保に肯定的

沖縄というと、「米軍基地を押し付けられている」と言うイメージを持っている人も多いと思います。

確かに、米軍ヘリの墜落や一部の米兵による犯罪行為など、負の要素があるのは事実です。

当然、地元住人の方の中には、米軍に対する根強い反対感情がある人もいるでしょう。

このことから、「沖縄県民は反米反日親中」と言った誤解を受けることがあります。

ここで、沖縄県地域安全政策課が2016年に行った調査を紹介したいと思います。

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中国に対する印象は、「良くない」「どちらかと言えば良くない」を合わせて9割超

調査結果によると、沖縄では、中国船による尖閣諸島の領海侵犯が多発していることから、中国に対する印象はかなり悪い結果となっています。

「良くない」と「どちらかと言えば良くない」を合わせると、90.8%が否定的な印象を持っています。

これは、ネット上の一部で「沖縄県民は中国に併合されたがっている」と言われていることとは矛盾します。

中国への帰属意識があると誤解されているケースがありますが、実際にはそんなんことはありませんね。

沖縄県民のほとんどは反中感情が高いので、「独立をして中国の属国になりたがっている」と言うのはデマであると言えますね。

特に、尖閣諸島に近い八重山諸島を含む沖縄4区では2017年の衆議院選挙で自民党候補が当選し、翁長知事の「オール沖縄」体制が崩れました。

私も実際に与那国島を訪問した時に地元の方に聞きましたが、中国船のせいで漁業にも影響は出ているそうです。

沖縄本島に比べ、八重山諸島の方が中国に対する危機感は強いと言えますね。

日米安保条約については、過半数が肯定的

同調査における日米安保条約に関する調査では、「役に立っている」、「どちらかと言えば役に立っている」を合わせて57%でした。

日本全国の平均値よりは低いですが、過半数が日米安保について肯定的に捉えています。

もちろん、否定的に考えている人も多くいますが、少なくとも、「沖縄県民はほぼ全員が日米安保に反対している」と言うのは間違っていることがご理解いただけると思います。

 

普天間飛行場の辺野古への移設は58%が反対

2016年の「地域安全保障に関する県民意識調査」では普天間飛行場の辺野古への移設について、「反対」と「どちらかと言えば反対」を合わせると58%と言う結果でした。

このことから、県民の過半数が辺野古移設に反対していることがわかります(図は沖縄タイムスから引用)。

反基地活動にはプロ市民が多い?

沖縄県民の全体像として、「反中感情が高く、過半数が日米安保を支持、しかし辺野古移設は過半数が反対」と言う結果でしたね。

このことから、辺野古移設に反対している人たちが、「全員プロ市民である」と言うのは言い過ぎであると言えるでしょう。

実際に、辺野古移設の反対運動に参加している人の中には、一般の沖縄県民も多いと思います。

沖縄は全国で唯一、共産党や社民党が小選挙区で当選する特殊な地域です。

政治に対する考え方としては、かなり特殊な地域であることは事実です。

しかし、だからと言って、辺野古移設に反対している人が「全員が一般の沖縄県民である」と言うのも間違いです。

胡散臭い団体に利用されている沖縄

沖縄では各団体のスローガンを書いた横断幕を良く見かけますが、胡散臭い団体に利用されているケースが多々見られます。

なぜか中国国旗

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謎すぎます。と言うか、これこそプロ市民ですね。

中国共産党友の会とか言う非常に胡散臭い団体がなぜか普天間基地の閉鎖を求めています。

「こんな胡散臭い団体が普天間基地の閉鎖を求めていると言うことは、閉鎖しないほうがいいんだな」と普通は思いますね。

翁長「那覇市長」と書いてあるので、かなり前の写真でしょう。

TVタックルで「選挙のために引っ越し」を暴露

これはかなり話題になりましたが、TVタックルで選挙のために名護市に引っ越してくる人たちが多いことを暴露していました。

放送によれば、その数は数千人とも言われているそうです。

選挙のために引っ越しをする人は、立派なプロ市民ですね。

極左の労働組合が沖縄を利用

非常に強烈な写真ですね。

労働組合の中でも、極左な団体でしょう。

このご時世に、反米親北を主張するのは普通ではありませんね。

こんな人たちに利用されて沖縄の人たちが気の毒だと思います。

労働組合は、社員をブラック労働から守ることが本来の役割のはずなのに、なぜこうなるのでしょうか・・。

生活道路を塞ぐプロ市民

これは辺野古周辺で生活道路を強行的に塞いで妨害しているプロ市民の車の写真です。

地元の方が農作業をするにも邪魔になりますし、救急車が走行することを妨害したこともあるそうです。

完全に犯罪行為ですね。

地元の方は完全に迷惑しています。

純粋に反対している沖縄県民もいる

この写真は、キャンプ・シュワブの前で座り込みを続け、機動隊に排除される人たちです。

沖縄の60歳以上の人たちがほとんどですね。

この層の人たちは、純粋な気持ちで辺野古移設に反対している人たちだと思います。

行為自体は違法なので、機動隊に排除されるのはやむを得ないと思いますが、プロ市民とは少し違う雰囲気がありますね。

この人たちが、プロ市民と同一視されてしまうのは気の毒であると思います。

なぜかハングル

謎です。

まとめ:純粋に反対活動を行う人もいるが、プロ市民も多く目立つ

以上、まとめますと、沖縄で辺野古移設に反対する人たちは、純粋な気持ちの人もいますが、それなりにプロ市民も多いと言えます。

ただ、誤解をしてはいけないのは、「反対活動を行なっているのはプロ市民だけだ」と決めつけてしまうことですね。

ネット社会では、自分の思想に近い記事のみを読み、あたかも「自分の考えが世の中のスタンダード」と錯覚をしてしまいがちです。

対立している問題を考えるときは、様々な情報を確認し、偏った情報だけを鵜呑みにしないことが大切だと思います。

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