母乳が出ない時はマッサージがいい?少ないときの悩みに答えます
2017/11/11
娘ちゃんも2歳近くになり、ふと、新生児の頃が懐かしくなりました。
今日は、新生児期の母乳について書きたいと思います。
と言うのも、私の妻は、娘ちゃんの新生児期にかなり母乳のことで悩んで居ました。
ですので、少しでも悩みを共有して、新米お母さん、お父さんの助けになればと思います。
母乳があまり出ないときは?
これは多くの人が悩むことだと思います。
もちろん、妻も悩みました。
我々夫婦で、今思い返すと、新米お母さんには以下のアドバイスをしたいと思いました。
・「おっぱい出てる?」を聞き流す
これ、一番重要だと思います。
もう、なんなんでしょうね。
ある一定以上の年齢層のおばさんはほぼ100%会うたびにこの質問をしてきます。
うざいですね、鬱陶しいですね。
ちなみに、妻は実の母から聞かれてブチ切れて居ましたw
もうこれは、年寄りの枕詞だと思って諦めましょう。
そして、いちいちイラつかずに、聞き流すようにしましょう。
そうすると、少しは気が楽になりますよ。
心の中で、「は?おっぱい出てないと何かあなたに不都合でもあるんですか?このババァ」と言ってやりましょう。
・「出さなければいけない」と言う強迫観念を持たない
確かに、母乳育児にはメリットもありますが、必ずしも完全母乳でなければいけないと言う理由はありません。
混合でも、完全ミルクでも、立派に子育てをしているお母さんはたくさんいるし、赤ちゃんもすくすくと元気に育って居ます。
体質や、様々な事情がありますので、強迫観念を持つのはやめましょう。
ここで変にこだわりを持ってしまうと、産後の不安定な精神状態が余計に不安定になってしまい、産後クライシスを誘発するリスクも高まると思います。
正直、私は混合がベストだと思って居ますので、そこまで気にする必要はないと思います。
ちなみに、以下の記事でそのことについては私見を述べて居ます。
・足りない分は躊躇せずにミルクを飲ませる
当たり前の話ですが、母乳にこだわって赤ちゃんが栄養不足になったら本末転倒です。
特に、生後3日程度の時期に栄養不足になると、後々、発達障害になるリスクが高くなると言う研究発表もあります。
ですので、何も躊躇することなく、ミルクを与えましょう。
・「出なくて普通」だと思う
正直、出産直後から噴水のように溢れ出る人はほとんどいないと思います(特に初産)。
ですので、「まあ、こんなもんだよね」ぐらいに思いましょう。
とにかく大切なことは、「無駄に悩まない」と言うことです。
(難しいと思いますが)おおらかに、気楽に、前向きな気持ちでいた方がいいいです、特に新生児期は。
母乳を出すためにはどうしたらいい?
私の妻は、3ヶ月目から急速に母乳が出てきました。
その体験から、以下のアドバイスをしたいと思います。
・お米をたくさん食べる
妻は、最初の2ヶ月ぐらいは母乳の出方があまりよくありませんでしたが、3ヶ月目ぐらいから噴水のように出るようになりました。
その間、食生活で良かった点としては、お米をたくさん食べたことだと思います。
特に3ヶ月目以降は、夫婦二人だけの食事で、毎日5合のお米を炊いて居ました。
そして、全て食べきって居ました。
すごい量ですよね。
でも、それだけお腹が空いて、食べられたそうです。
ポイントは、おにぎりをたくさん作ることです(夫が)。
おにぎりを大量に用意しておくと、忙しく、まだ慣れない育児中にも、片手で、細切れの時間で栄養を摂ることができます。
ただし、ここで気をつけることとして、お餅は控えましょう。
よく、年配の方は、母乳が出ないと「餅を食え」って言ってきます。
確かに、餅をべると母乳は出ますが、乳腺炎になりやすくなるようです。
・おっぱいマッサージを受ける
産婦人科や助産院でおっぱいマッサージをやって居ますよね。
これ、かなり効果があります。
妻は、助産師さんにおっぱいマッサージをしてもらいましたが、その直後から母乳の出方が格段に良くなりました。
助産師さん曰く、乳腺をほぐす必要があり、ある程度定期的にマッサージを受けた方がいいらしいです。
人気の助産院や産婦人科は予約が埋まりやすいので、早めに予約をしておくといいですよ。
これは絶対に受けた方がいいと思います。
どれぐらい飲ませていい?
母乳は、出る限り、好きなだけのませてOKです。
ミルクの場合、飲ませすぎに少しは気をつける必要がありますが、母乳は基本的に無限に飲んでOKですね。
ですので、好きなだけ飲ませてあげましょう。
授乳間隔は?夜間はどうする?
これは様々な育児書にも書いてありますし、助産師さんからもアドバイスがあると思いますが、基本的に、新生児期は3時間程度ですね。
そして、新生児期は夜間も3時間間隔は守った方がいいと思います。
ただし、個人的には、眠っている赤ちゃんを起こしてまで飲ませる必要はないと思います。
一部のストイックな完母推進派は眠っている赤ちゃんを起こしてでも飲ませるようですが、私にはどうしても赤ちゃんの睡眠の方が大事だと思えてなりません。
ですので、基本は3時間ですが、起きなければ4時間になっても問題はないでしょう。
ただし、夜間授乳はやはり、行った方が好ましいです。
その理由としては、ある程度定期的に母乳を飲まれないと、母乳の生産が活発になりません。
我が家では、生後2ヶ月までは私が2日に一回は夜なべをして、娘ちゃんにミルクを飲ませて居ました。
これは、疲れている妻に十分な睡眠をとってもらいたいと言う気持ちからでしたが、「母乳を出す」と言う目的からするとあまり良いことではなかったようです。
まあ、結果的に3ヶ月目から完全母乳に移行できたので、新生児期の妻の精神安定のためには、良かったと思って居ます。
その他に気をつけること
・おっぱいカバーも場合によっては使用しよう
まだ授乳に慣れて居ない新生児期は、赤ちゃんがおっぱいをずっと吸っていると、かなり痛くなることがあります。
そんなときは、おっぱいカバーを使用すると、少しは痛さが緩和されます。
こういうやつですね。
妻は、最初は血が出てきて、見て居て非常に痛々しかったです。
・たまには味見をしてみよう
こんなアドバイスをしている人を他に見たことはありませんw
しかし、私は結構重要だと思っています。
お母さんの母乳の味は、健康のバロメーターです。
健康な母乳は、ほのかに甘く優しい味がします。(←お前飲んだのかよ!ああ、飲んだけど何か?)
お母さんの体調が悪いと、母乳もあまり美味しく無くなります。
ですので、ある程度、「健康な母乳の味」を自分の中で理解して起き、定期的に自分の母乳の味を確認した方が良いと思います。
・添い乳をマスターしよう
新生児期はやめた方がいいですが、生後4ヶ月目ぐらいからは、少しずつ添い乳の練習をしましょう。
やり方がわからないときは、おっぱいマッサージの時などに助産師さんに聞いて見ましょう。
添い乳を覚えると、育児が一気に楽になります。
ただし、気をつけることとしては、うっかり自分もそのまま寝てしまい、赤ちゃんを潰さないようにしましょう。
また、低月齢の赤ちゃんは、自分でうまくゲップができないので、添い乳をした後に吐き戻して窒息をしてしまうリスクもあります。
ですので、できれば、自分でゲップができるようになってから行った方がいいと思います。
いかがだったでしょうか?
低月齢の頃は母乳のことでかなり悩みましたが、今思うと結果的には良かったと思います。
新米お母さんたちも、あまり考えすぎずに、ミルクの力を借りながら頑張りましょう。
今日は、ずっと妻を見ていた夫の立場から母乳について書いて見ました。