国産ベビーセンサーのIBUKI PLUSが気になる

   

国産品のベビーセンサーが発表されましたね

当ブログでは以前より、ベビーセンスなどの乳幼児突然死症候群を予防するためのベビーセンサーについて考察をしてきました。

基本的には全て海外製品でしたので、どうしても使用に際しては若干の不安がつきまとっていました。

私もハイセンス社のベビーセンスを使用していましたが、イスラエル製ということもあり、なんとなく心配はありましたね。

選択肢としては、割高なレンタル料を払って正規品をレンタルするか、自己責任で安価な並行輸入品を購入するかという2択でした。

このような状況の中で、2017年に国産のベビーセンサーが発表され、保育所などへの納入をスタートさせているようです。

その名もIBUKI PLUS、どんなベビーセンサーなのでしょうか?

ベビーセンサーとIBUKI PLUSの違い

基本的な使用方法は同じだけど、異なる点も多いです

使用方法としては、検知板を布団やベビーベッドの下に敷いて使用をしますので、ベビーセンスと同じです。

しかし、その方式と利便性はかなり異なりますので、比較をして見たいと思います。

 

比較項目 ベビーセンス IBIKI PLUS
体動、呼吸の検知の原理 呼吸時の動きから胎動を検知 横隔膜の微弱な動きを検知することにより呼吸そのものを検知
モニタリング 不可 iphoneやiPadでリアルタイムに確認ができる
記録 不可 呼吸状況を記録でき、後から呼吸の状況を確認することができる
記録間隔 不可 0.5、5、10、15分感覚で記録が可能
多人数同時使用 不可 6人まで可能
一般販売 並行輸入品のみ可能 不明
レンタル料金 32940円/6ヶ月 不明
価格

25980円

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442000円(4人対応)

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だいたい、違いはこのぐらいでしょうか。

大きな違いは、呼吸検知の仕組みと、スマホやタブレットと接続できる点ですね。

あとは、生産が日本であるという点は大きなアドバンテージであると言えます。

 

公式HPを見ますと、家庭用のIBUKIと言う製品を家庭用として購入可能そうですが、現時点では「全て完売」となっています。

現時点では、2018年2月から再販をするらしいので、興味のある方は、公式サイトから予約をしてみるといいと思います。

個人購入を主眼に置いていない点は評価できない

機能面については、問題は何もないと思いますが、製品について調べても個人購入に関する記述が見られない点はマイナスポイントです。

このようなベビーセンサーは一般には保育所での使用を想定して作られているためですね。

保育所では乳幼児突然死症候群の予防の観点から、保育士が0歳児では5分おきに呼吸を確認することが義務付けられています。

また、万が一乳児が死亡した場合、保育所の責任問題になるので、ベビーセンサーの使用には積極的です。

このような点から、主に保育所向けに販促をかけることは理解できます。

しかし、子供が1日で最も長い睡眠をとるのは自宅です。

確率的には、自宅で乳幼児突然死症候群が発生する可能性が最も高いと言えます。

このことから、ベビーセンサーを販売する各社はもっと積極的に一般家庭への販売やレンタルを行うべきですね。

一般販売をしないのならば、家庭内では保育所の責任にならないから死んでも構わないと考えているようにさえ思えます。

最後に

今回は、珍しい日本製のベビーセンサーについて解説をして見ました。

また、当ブログでは以下にもベビーセンサー関連の記事を書いていますので、ご興味がありましたらぜひご一読ください。

乳幼児突然死症候群【SIDS】の予防とベビーセンス

ベビーセンスなど乳幼児突然死症候群【SIDS】予防グッズまとめ

心肺蘇生法をマスターしてベビーセンスを活かそう

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